8月7日付の外食日報は

●夏バテ予防へ「夏鍋」が脚光浴びる公算

全国的に暑い日が増えてきたこの時季に、有力なメニュージャンルとして「鍋もの」が脚光を浴びそうだ。鍋といえば冬のイメージだが、夏バテのリスクが高まるなか、手軽にさまざまな栄養を摂ることができる鍋は格好の料理。専門業態ではスタミナを付けて夏バテ防止といった趣旨で「夏鍋」の企画に余念がない。

●夏休み期間照準の子供やファミリー向け企画相次ぐ

ファストフードやファミリーレストランといった子供や家族連れの利用が多い業態で、夏休みシーズンを意識した企画の提案が相次いでいる。新型コロナウイルス感染症の影響が夏休み期間にもおよび、自宅で過ごす機会が増えているファミリー客も見られる中、自社商品を自宅でアレンジして楽しめる企画やメニューの提案などがそれだ。

●トマトアンドAが「じゅうじゅうカルビ」で昼需要深耕

すかいらーくグループでハンバーグレストラン「トマト&オニオン」と焼肉食べ放題店「じゅうじゅうカルビ」が2本柱のトマトアンドアソシエイツ(兵庫・西宮、小林大二社長)は、「じゅうじゅうカルビ」で昼需要の深耕に取り組む。7日からランチ限定の夏企画として、食べ放題の各コースを400円割引する「夏トクキャンペーン」を始めるもの。