●大手和風ＦＦがテイクアウト交えてカレー提案強化
牛丼などを提供する和風のファストフード（ＦＦ）チェーンが、主要カテゴリーの一つであるカレーメニューの提案を強化している。夏にスパイスのきいたカレーの需要が伸びるチェーンもある中、新たなルーの採用や人気メニューの復活販売などを大手が実施。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、外出や人との接触を控えるなど消費者の生活スタイルにも変化が見られる中、もともと一定の需要があるテイクアウト販売も活用しながら厳しい経営環境下での売上獲得を強化する。
●イートアンドはベーカリーカフェの催事出店が順調
イートアンドはベーカリーカフェの主力業態「R Baker（アールベイカー）」で、百貨店など商業施設の催事に期間限定で出店する戦略が順調だ。ブランド認知拡大からの売上底上げにつながる施策として今後も積極化する方針。
●日本サブウェイが新ジャンル化視野にピザ本格販売
日本サブウェイはサンドイッチチェーン店「サブウェイ」向けのピザメニュー「ピザサブ」を開発した。ワンコイン以下で気軽に楽しめるピザで、26日から３品のラインナップを全店（レジャー施設内などの一部店舗は除く）で発売する。「サブウェイ」でのピザメニューの取り扱いは、これまでは一部に限定したキャンペーン商品としては手掛けたことがあるが、全国規模での主力キャンペーンでの取り扱いは初。まずは10月６日までの期間限定販売を予定しているが…