8月5日付の外食日報は

●暑さ本番入りで存在感強まるカフェ今夏企画

いよいよ夏の暑さが本番に入り、冷たいドリンクの需要が高まる時期となった。需要の受け皿の筆頭となるカフェはこれまでは長梅雨で厳しい環境にあったが、今後は別だ。各ブランドとも夏限定商品をそろえるなかで目立った動きも出つつある。各社の意気込みも高く、巻き返しが注視される。

●JR東日本フーズがアメリカンダイナーの新タイプ

JR東日本フーズは3日、東京駅に開業したエキナカ商業施設「グランスタ東京」に、アメリカンダイナー「THE BEAT DINER」をオープンした。東京・日比谷などに以前出店していた同ブランドを、「グランスタ東京」の開業に合わせて新たな名物メニューも拡充した「アメリカンライクなファミレスダイナー」(同社)として復活オープンしたもの。東京駅利用者やビジネスパーソンなど多様な客層が、モーニングやランチ、カフェ、ディナーといった幅広い時間帯やシーンで利用できる業態として営業する。

●外食5社連携の調理残さ飼料化が大臣認定受ける

セブン&アイ・フードシステムズ、トリドールホールディングス、松屋フーズ、リンガーハットジャパン、ワタミの外食5社が共同で手掛ける食品残さ飼料化のリサイクル計画が、このほど農林水産大臣、環境大臣、厚生労働大臣による食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画」認定を取得した。複数の外食事業者が連携した飼料化の食品リサイクルでは全国で初の認定となる。