7月31日付の外食日報は

●アークランドSHDがたらこスパ業態で戦略的出店

アークランドサービスホールディングスが、新業態のたらこスパゲティ専門店「東京たらこスパゲティ」で多店舗化に乗り出す。31日オープンの2号店は1号店と同じ東京・渋谷に位置するが、あえて目立たない場所を選んだ。運営する子会社バックパッカーズの伊藤永取締役社長は「ブランドの『吸引力』を確かめたい」と戦略を話す。ブランドの今後の成長度を占う試金石として注目されそうだ。

●「グランスタ東京」開業直前 鉄道会館平野社長が抱負

JR東日本グループの鉄道会館が8月3日、JR東京駅構内に「食」が軸のエキナカ商業施設「グランスタ東京」を開業する。開業に先立つ7月30日に会見した平野邦彦社長は、「新型コロナの影響で東京駅に来る人が少なくなっており厳しい船出となるが、コロナ感染対策についてはしっかりと対応する。10数年前の企画・構想段階から参画していたので感慨深い。ここから日本、ひいては世界に向けて色々な情報を発信していく」と意気込みを示した。

●KFCがETC活用のドライブスルー現金レス決済検証

日本KFCホールディングス傘下の日本ケンタッキー・フライド・チキンは8月3日から「KFC相模原中央店」(神奈川・相模原)で、ETCサービスを活用したドライブスルー利用時のキャッシュレス決済を検証する。NEXCO中日本など4社で実施するETC多目的利用サービスのドライブスルーでの試行運用に参加するもの。実施期間は11月30日まで。同サービスを利用したドライブスルーは日本初の取り組みだという。