7月30日付の外食日報は

●平和不動産が日本橋兜町に飲食5店舗を誘致

平和不動産は、地盤である東京・日本橋兜町エリアの再活性化を目的に進める「日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト」の一環として、日本橋兜町8番・9番エリアに飲食5店舗を誘致した。7~8月にかけて日本初上陸のビアスタンドや角打ち風にも楽しめるワインショップ、ビストロといった異なる個性を持った飲食店が順次立ち上がる。これまで同エリアではあまり見られなかったタイプの飲食店の誘致により、平和不動産では街の新たな魅力発信につなげたい考えだ。

●6月の既存店売上高 底打ち感強まるも依然ジャンルで濃淡

上場外食企業の20年6月既存店売上高がまとまった(集計対象は56社・関連表は8面に掲載)。新型コロナウイルス感染症拡大という外部環境に外食産業全体が大きく影響を受ける情勢が継続したなか、6月は大半が前月からさらに前年比での減少幅を縮小。減少幅ベースでは4月での底打ち感がより顕著になった格好だ。ただ、依然として業態特性の違いなどからジャンルごとに減収幅に濃淡がみられた。

●スターバックスが銀座にビジネスパーソン向け新型店

スターバックス コーヒージャパンは30日、東京・銀座に「働く人のための夢中になれる場所」をコンセプトにした新モデル店舗「スターバックス コーヒー CIRCLES 銀座店」を立ち上げる。大手メガネチェーン「JINS」のジンズホールディングス(東京・飯田橋、田中仁代表)傘下でワーキングスペース運営を手掛けるThink Lab(同、同)と共同で開発した。