7月29日付の外食日報は

●安楽亭が売上構成比の3割占める「食べ放題」強化

安楽亭は焼肉「安楽亭」全店で提供している食べ放題メニューの提案を強化する。7月20日には、肉やサイドメニューの品ぞろえを強化した新たな食べ放題コースを投入。売上構成比の約30%を占める食べ放題コースは20、30代のファミリーや学生も含む若い世代の新規客獲得に寄与しており、商品内容を拡充した新たなコースによって客層の拡大と売上高底上げにつなげる狙いだ。

●すき家がニンニクトッピングメニューの訴求に注力

ゼンショーホールディングス傘下のすき家は牛丼チェーン「すき家」で今夏、ニンニクをトッピングした商品の訴求を強化する。8月5日から「スタミナ祭り」と称し、「すき家」過去最大量のニンニクを使った〈牛丼 トリプルニンニクMIX〉(並盛は税込580円・以下全て並盛の税込価格)など新商品3品を投じる。食後の口のニオイを気にせず気軽に楽しめるよう、小林製薬とのコラボレーションによる清涼食品「ブレスケア」のプレゼントも行う。

●みたのクリエイトがFCビジネスを本格化

沖縄県内で定食業態「鳥玉」と居酒屋「動く町」を計7店舗展開する、みたのクリエイト(沖縄・中城、田野治樹社長)のFCビジネスが本格化する。8月2日、自社ブランドのFC店舗第1号として、地元の沖縄テクノクリエイト(沖縄・那覇、金城康次社長)をフランチャイジーに、鳥料理業態「元祖鳥焼き 鳥ボーン」を同県那覇市沖映通りに出店する。