7月28日付の外食日報は

●EGGS’N THINGS JAPANがITによる外食支援開始

パンケーキレストラン「Eggs’n Things」のEGGS’N THINGS JAPAN(東京・六本木、松田公太代表)が、IT(情報技術)システムによる外食企業支援に乗り出した。AI(人工知能)技術開発などを行うスタートアップ企業のウェルヴィル(東京・南青山、松田智子代表)との共同開発による、国内初の自律対話可能なAIアバターによる注文システムなどを、関連会社で販売する。withコロナ時代は「生産性を上げるためIT、AIを駆使することが必要」(EGGS’N THINGS JAPAN・松田代表)といい、外食業界、ひいては他業界への貢献も視野にある。

●イートアンドが「大阪王将」で「ゴチ餃子」企画を

イートアンドは28日から餃子専門店「大阪王将」(宅配専門店除く)で、〈元祖焼餃子〉と引き換え可能な〈ゴチ餃子券〉(東日本エリアは税込265円・西日本エリアは同245円)を購入すると、誰かにプレゼントするための同餃子券が1枚付いてくる「ゴチ餃子」キャンペーンを実施する。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、世の中に暗いムードが漂う中、「餃子を通して頑張っている人を応援する」(同社)ための企画として実施するもの。

●チャンピオンカレーが米国での事業展開拡大へ

石川県を地盤にコクがあるルーが特徴の金沢カレーの店「カレーのチャンピオン」「チャンピオンカレー」を展開するチャンピオンカレー(石川・野々市、南恵太社長)は、米国での事業展開を進める。米国カリフォルニア州ロングビーチの飲食モール「SteelCraft Long Beach」に6月30日(現地時間)にオープンした海外1号店に続き、8月中旬には同州ロサンゼルス市のリトルトーキョーエリアに海外旗艦店の「Champion’s Curry Little Tokyo」を開店する見通し。出店、運営は現地子会社によるもの。まずは同2店舗体制でスタートし、今後はFCによる出店も視野に、西海岸エリアに限らず米国内で「多店舗展開したい」(チャンピオンカレー)としている。