7月8日付の外食日報は

●日本KFCホールディングス/近藤正樹社長 インタビュー第1回

コロナ禍でも好調を維持する数少ない外食チェーンの一つが、日本KFCホールディングス傘下の日本ケンタッキー・フライド・チキンが手がける「KFC」だ。テイクアウト比率の高さも追い風に4~5月の既存店売上が大きく増加。好調要因と今後の戦略を探るべく、近藤正樹社長を直撃した。

●くら寿司が「AIによるマグロ目利き」を導入

くら寿司は、AI(人工知能)でマグロの目利きをするアプリ「TUNA SCOPE」を大手回転寿司チェーンとして初めて導入した。新型コロナウイルス禍で現地での直接の品質確認が困難な情勢に対応する。10日からは「無添くら寿司」で、同アプリで目利きしたまぐろに独自の熟成技術を投入した新商品〈極み熟成AIまぐろ(2貫)〉税別200円を期間限定で発売する。「新しい生活様式」への対応を進めているなかで「新しい外食の形として、外部環境にかかわらず安全・安心に利用できるものを目指す」(田中信副社長)としている。

●関門海が夏の需要喚起へ「居酒屋のつまみ」を

ふぐ料理店「玄品」を約80店舗展開する関門海は、今夏の需要喚起策として「居酒屋のつまみメニュー」の提案を始めた。まずは主要店舗である東京・上野の「玄品 上野」、大阪府大阪市の「同 大阪梅田東通」「同 本町」の3店舗に絞って成果を検証。「状況次第で取り扱い店舗を本格的に増やすことも検討する」(同社)という。