6月30日付の外食日報は

●エー・ピーカンパニー編/米山久社長 インタビュー第1回

2月下旬ごろから、外食業界への打撃が表面化した新型コロナウイルスの影響。感染拡大に伴い広がっていった政府や各自治体からの外出自粛要請などにより、居酒屋など多くの飲食店で大きく客足が落ち込んだ。時短営業や臨時休業を余儀なくされる飲食店も多数あった中、4月2日から居酒屋「塚田農場」や「四十八漁場」など直営約180店舗を基本的に全店一斉休業としたのがエー・ピーカンパニーだ。同社ではなぜ、いち早く直営店の一斉休業に踏み切り、コロナ禍でどのような対策を進めてきたのか。

●オリジン東秀がからあげ専門店市場に参入

イオングループで「オリジン弁当」などの中食業態や「中華東秀」「れんげ食堂Toshu」などの外食店を展開しているオリジン東秀が、からあげ専門店市場に参入する。外食事業の新業態としてからあげ店「唐星(からぼし)」を開発。7月3日、埼玉県さいたま市のロードサイド立地に1号店「西浦和田島店」を立ち上げる。需要が高まっているテイクアウトへの対応を強化しつつ、これまで手薄だったロードサイド立地を攻略する戦略業態として育成する。

●スターバックスが六本木に初のティー特化型店舗

スターバックス コーヒー ジャパンは7月1日、東京・六本木でティー(お茶)に特化した新タイプの「スターバックス コーヒー」を立ち上げる。六本木ヒルズの「スターバックスコーヒー六本木ヒルズメトロハット/ハリウッドプラザ店」をリニューアルオープンするもの。「ティーというビジネス領域に大きな可能性を感じている」(同社)としており、多店舗化も視野に成果を検証する。