6月29日付の外食日報は

●PDPの地方都市でのレストラン展開が進展

ポジティブドリームパーソンズ(PDP、東京・渋谷、杉元崇将社長)が30日、埼玉県川越市にレストラン新業態「川越薪火料理in the park」を立ち上げる。主要都市から近年は地方都市でも出店するなか、地方の中心部から少し離れた地域で初出店。地方創生のテーマも捉え、エリア拡大戦略が新段階に入った。

●中野マルイに新たな食のエリア「HARA8」オープン

丸井は26日、東京・中野の「中野マルイ」5階に新たな食のエリア「HARA8(はらっぱ)」をオープンした。「マルイ初の『レストラン×フードコート×テイクアウト』」として、さまざまな利用客がその日の気分や状況に合わせて楽しみ方を選べる施設とする。同エリアに出店する7店舗のうち4店舗が同日オープン済みで、2店舗は7月3日に開店する予定(1店舗は近日オープン予定)。

●トリドールHDが「丸亀製麺」欧州展開に本腰

トリドールホールディングスが主力の讃岐うどん業態「丸亀製麺」で、欧州での店舗展開に本腰を入れる。7月、欧州の外食産業に投資している英国の投資ファンドCapdesia Group Limited(以下、Capdesia)と合弁会社「MARUGAME UDON(EUROPE)LIMITED」を設立する。合弁会社を通じて英国など各国で出店を加速し、26年3月期中の欧州100店舗体制構築を目指す。