6月26日付の外食日報は

●外食大手はレジ袋無料対応の方針目立つ

7月1日から小売業のプラスチック製買物袋(以下「レジ袋」)が有料化されることを受けて、ファストフード(FF)やファミリーレストラン(FR)など大手外食企業の対応が出そろってきた。外食では会計や商品受け渡し時におけるスムーズな店舗オペレーションや、安全面や環境への配慮などから、有料化の対象外であるバイオマス素材を25%以上配合した持ち帰り用の袋を用意し、従来どおり無料対応とする方針の企業が目立つ。

●シャノアールが「カフェ・ベローチェ」でスイーツ新企画

シャノアールは主力のカフェチェーン「カフェ・ベローチェ」で今夏、スイーツの提案を強化する。夏季限定のスイーツ企画として「つくりたてのおいしさを。」をキャッチフレーズにした新シリーズ「CRAFT SWEETS(クラフトスイーツ)」を立ち上げた。第1弾として7月1日、発売2年目に入ったスイーツドリンク〈マゼリー〉の新作を発売する。7月30日には第2弾商品を投入予定。

●大戸屋HD株主総会、コロワイドの株主提案は否決

大戸屋ホールディングスが25日昼、東京都内で定時株主総会を開催した。19.1%保有の筆頭株主コロワイドによる、経営陣刷新として役員の12人中7人をコロワイド側の人材が占める内容の株主提案について全体の約7割(コロワイド保有株分を除いたベースでは85%)が反対し、否決された。