6月19日付の外食日報は

●エー・ピーカンパニーが渋谷に「つかだ」ブランドの飲食店を出店(上)

居酒屋「塚田農場」を展開するエー・ピーカンパニーは20日、東京・渋谷に新業態「地どり屋つかだ」など「つかだ」ブランドの飲食店をオープンする。同日開店する東京・中目黒に次ぐ「焼鳥つかだ」の2号店と、新型コロナウイルスの影響で直営店を臨時休業していた時期に試験的に立ち上げていた「つかだ食堂」もある渋谷を今後のブランド展開における戦略拠点として、多様な客層が混在するエリアでの消費者ニーズ検証にも取り組む構え。今後は、より専門性が求められる立地や店舗においては居酒屋「塚田農場」から各種「つかだ」ブランドへの業態変更も視野に、ブランド戦略を進める考えだ。

●売上巻き返しへ盛り上がるコラボレーション

売上回復を目指す外食業界でコラボレーション(協業)企画が目立ってきた。名の通ったブランドと組むことで知名度を高めると同時に顧客層の広がりも見込める、即効性のある手法として改めて注目されている。コンビニエンスストアと組むなどコラボならではの自由度の高さを発揮した例もあり、成果への関心が集まる。

●HUGEが「ニュウマン横浜」で新業態など3店舗

カジュアルレストランを多業態展開するHUGE(東京・渋谷、新川義弘社長)は、JR横浜駅西口で24日開業するルミネの「ニュウマン横浜」(神奈川・横浜)で、新業態1店舗を含む3店舗をオープンする。フロア全体のプロデュースを任された9階で一斉に立ち上げる。