6月12日付の外食日報は

●次の成長の柱へワタミの焼肉事業始動

ワタミが外食事業の新たな成長の柱を目指し、焼肉事業を本格始動させた。和牛を前面に押し出した焼肉食べ放題レストラン「上村(かみむら)牧場」を国内外で展開する。特急レーンや寿司ロボットなどで利便性や衛生を追求した設備も特徴で、「最高の和牛と最高のシステム」(同社)を訴求。「10年間で海外20カ国300店舗、国内400店舗を目指す」(渡邉美樹代表取締役会長兼グループCEO)という。

●アークランドSHDが「とんかつ はま田」2号店

グループでとんかつ店「かつや」やからあげ店「からやま」などを手がけるアークランドサービスホールディングスは12日、神奈川・横浜に「とんかつ はま田 横浜美しが丘店」をオープンする。1日に東京・立川でグランドオープンした新業態の2店舗目。2店舗ともロードサイド立地への新規出店となり、シニアや家族連れなどの利用を見込む。

●すき家が新たな主要カテゴリーへ「牛カルビ丼」提案

ゼンショーホールディングス傘下のすき家は、牛丼チェーン「すき家」(1938店舗・10日時点)で17日から、〈牛カルビ丼〉550円(税込・以下同)をはじめとした、牛カルビの丼ぶりメニュー4種類を発売する。「牛丼」や「カレー」、「海鮮丼」に並ぶ新たな主要カテゴリーとして「牛カルビ」を訴求していく方針で、本格的な商品展開に乗り出す。