6月3日付の外食日報は

●台湾発タピオカティー業態が順次出店を再開

タピオカドリンクが主体のティー業態に徐々に活気が戻っている。政府の緊急事態宣言が全国で解除されたことを受け、延期していた新店舗のオープンやイートイン営業再開などの動きが拡大。利用客が店頭で列を作る際のソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保など、新型コロナウイルス感染防止対策も講じて顧客ニーズへの対応を進めている。

●トリドールHDが「丸亀製麺」都心部攻略を本格化へ

トリドールホールディングスは、「丸亀製麺」の都心部出店を強化する。東京・秋葉原の「丸亀製麺アトレ秋葉原1」(17坪・30席)など、狭小物件でも売上・利益ともに好調な店舗が出てきたことから、同タイプの横展開を既に開始。秋葉原に近いタイプの狭小店舗が東京の中野や御茶ノ水などを含め5~6店舗(5月下旬時点)に増えており、今期(21年3月期)以降の新規出店においても有望な出店モデルとなる見通しだ。

●緊急事態宣言解除後は居酒屋などで客足徐々に戻る

政府による緊急事態宣言が全国で5月25日に解除後、最初の週末(5月30、31日)を過ぎた。居酒屋などでは営業自粛の一部緩和などもあるなか徐々に客足が戻っている。串カツ田中は…