5月25日付の外食日報は

●業態特性の違いで売上への影響色濃く

新型コロナウイルスの影響が続くなか、上場外食企業の既存店動向において、業態特性の違いによる売上への影響度の差異が鮮明になってきた。ポイントは「店外対応力」。店内飲食需要が激減する情勢に、テイクアウトなどで店外での飲食需要を十分に取り込める業態であるかどうかなどが明暗を分けている。

●アークランドSHDがスンドゥブ専門店立ち上げ

アークランドサービスホールディングスはこのほど「スンドゥブ(純豆腐)」専門業態「プルコギ純豆腐 中山豆腐店」を開発した。29日に東京・高田馬場に1号店を立ち上げる(グランドオープンは6月1日)。ボリュームを武器に「男性に強く訴求する」(同社)ことで差別化。同社はこのところ新業態の開発に力を入れており、将来の成長のための新たな柱づくりが進展している。

●アールアンドケーFSが「シズラー」でテイクアウト販売

ロイヤルグループのアールアンドケーフードサービスはこのほど、サラダバー&グリルレストラン「シズラー」でテイクアウト用のメニューや野菜セットの販売を始めた。テイクアウトメニュー、野菜セットともに、時間短縮営業中の5店舗(新宿三井ビル店・桜新町店・三鷹店・府中店・大塚駅前店)で販売(22日時点)する。「シズラー」で今回のような野菜の販売は初。