5月22日付の外食日報は

●外食でドライブスルーの活用広がる

外食でドライブスルーを活用した販売手法が台頭している。直近では新型コロナウイルス感染拡大防止の考えから、野菜や肉・魚といった食材販売をはじめ、あらゆる業種で人との接触を極力なくしたドライブスルー型の販売サービスが行われている状況。外食でドライブスルーといえばファストフードのハンバーガーチェーンが消費者に広く知られている中、新型コロナの影響による消費者心理の変化も踏まえ、ハンバーガーに限らず広くロードサイド立地の外食チェーンに広がる兆しがある。

●リン・クルーがテイクアウトやデリバリーに本腰

首都圏を中心に専門性の高いレストランを多業態展開するリン・クルーが、テイクアウト・デリバリー販売に本腰を入れ始めた。新型コロナウイルス感染拡大防止としての臨時休業対策を経て、徐々に営業を再開しているなか、再開を機に初めてテイクアウト・デリバリー対応も始める業態が相次いでいる。外出自粛ムードが緩和に向かって徐々に外食業界では店内飲食需要が戻っていくとみられるなかにあっても、当面はテイクアウト・デリバリーの需要も継続する見通しのため…

●ジョリーパスタが2年ぶりに「夏のうにフェア」

ゼンショーホールディングス傘下のジョリーパスタは、パスタ専門店「ジョリーパスタ」(全261店舗・21日時点)で28日から、期間限定企画「夏のうにフェア」を実施する。濃厚なうにの旨味を訴求するパスタを4品ラインナップし、さっぱりとした冷製ものを中心にそろえて夏の需要に応える方針だ。