5月25日号の日本外食新聞は

★外食産業を動かす人々

SDGs入れ持続性重視の経営に
自分たちの価値に合った選択肢へ

アクトダイニング 代表取締役 田中 洋介氏

 

■5月25日号の主な内容
★トップ記事

勘と経験+データのフェーズへ――無料ツールを活用して攻める
グーグル活用でテイクアウト強化を

 飲食店向け予約・顧客管理システムの開発・提供などを行うTableCheck(テーブルチェック、東京・新富町、谷口優社長)が、2019年11月16~17日に20~60代の男女1112人を対象に「グルメサイトに関する消費者意識調査(複数回答)」を実施したところ、興味深い結果が出た。

飲食店を検索する際に使う手段の1位は「食べログ」や「ホットペッパー」などの「グルメサイト」で78・9%だったが、2位に「グーグル検索」が48・3%で食いこんだのだ。3位は「知人・友人に聞く」40・3%で、4位にグーグルマップなどの「地図サービス」30・2%、インスタグラムなどのSNSが23・6%と続く。

テーブルチェックの資料より

つまり、グーグルや地図サービス、SNSでの検索を合わせると、グルメサイトよりも知られる機会が多いということだ。

検索サイトとして有名なグーグルだが、特に中小の飲食企業でその機能を使いこなしている店はそう多くはないのではないか。その一つ、グーグルの事業者向け情報管理ツール「グーグルマイビジネス」は登録無料なので、まだの人はまず登録から始めよう。テイクアウトやデリバリー専門店など、非店舗型のサービスでも登録が可能だ。

「グーグルマイビジネス」は、広告を打つなどしない限り、登録や使用は無料。しかし、使用するためには「グーグル」のアカウントを作成する必要がある。ちなみに、「グーグルアカウント」と、無料メールサービスの「Gmail(ジーメール)」を持っていることは同じ意味なので、「Gmail」を持っていればそのままアカウントを使用できるわけだ。

ただ、一つだけ注意点がある。現在持っているグーグルアカウントでマイビジネスやその他のグーグルのサービスを利用するにあたり、店舗のスタッフにも情報更新や投稿、管理などを任せる場合、そのスタッフが、Gmailの中身も見ようとすれば見られるのだ。プライベートで使用しているGmailを使用するよりは、グーグルマイビジネスの管理用として、アカウントを新たに取得したほうがいい。それでは、グーグルアカウントの作成方法についてスマートフォンを使って手順を説明しよう(グーグルは頻繁に仕様変更するため、記事の仕様は5月19日現在のもの)。……

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ソトスマ 5月25日号
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