5月21日付の外食日報は

●巻き返しへ改めて問われる商品企画力

新型コロナのリスクに引き続き対応しながらも、外出自粛緩和から外食需要も回復を目指す流れが出てきた。この間、外食業界はテイクアウト強化など環境に対応した体制構築に力を注いできたが、店内飲食需要も回復に向かう局面では、その原動力となる商品自体の力がより注目されることになる。

●ワタミが人材派遣業に参入

ワタミは20日にITコンサルティングや地質調査などを手掛けるITbookホールディングスの人材派遣事業子会社i-NEXTをワタミの子会社とする譲渡契約を締結し、人材派遣会社ワタミエージェントを設立した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で休業中の自社の外食店の従業員に派遣先を提供することで…

●ひらまつがコロナ対策強化し19店舗の営業再開へ

レストラン・カフェ29店舗やホテル5店舗を運営するひらまつはこのほど、レストラン・カフェ19店舗の営業再開を決めた。緊急事態宣言の延長などを受けて全レストランを臨時休業としていた中、20日に「カフェ&トラットリア ミケランジェロ」(東京・広尾)でテイクアウトのみの営業を再開した。