5月20日付の外食日報は

●中・高価格業態で「タクシーデリバリー」が台頭

タクシーで飲食物を届ける「タクシーデリバリー」がデリバリーの新たな手段に台頭し、外食企業による活用例が出てきた。新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛の流れで飲食デリバリーの需要が高まるなか、安全性などのメリットがある有望な形態とみられ、活用の流れが加速する公算がある。

●JFが次期会長に赤塚保正副会長を内定

日本フードサービス協会(JF)はこのほど、髙岡慎一郎会長に代わる次期(第19代)会長に赤塚保正副会長(柿安本店社長)を内定した。髙岡氏が2年間の任期満了をもって会長職を退任することに伴う人事。5月26日に開催する令和2年度定時総会・理事会で正副会長などを含めて正式に選任する。

●カオカオカオの新井代表が発起人となり著名店がタッグ

タイ料理店運営のカオカオカオ(東京・中野、新井勇佑代表)は18日から「タイ屋台999中野店」(東京・中野)で、ハンバーガーの「SHOGUN BURGER」、焼肉「にくがとう」、餃子店「GYOZA SHACK」とのコラボレーションメニューの販売を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大による飲食店への影響が続く中、カオカオカオの新井代表が発起人となり、本来はライバルでもある著名店が手を組んで「自宅で外食気分を楽しめるメニュー」を提案するもの。