5月14日付の外食日報は

●環境の底打ち探る「営業再開」の動き

これまで全店もしくは大半の店舗を臨時休業としてきた外食企業で、営業再開の動きがみられるようになった。政府の緊急事態宣言は月末まで延長中だが、新型コロナウイルスの感染者数自体はかつてより減っている。14日の「基本的対処方針」改定では首都圏などを除き県間の人の移動制限が緩和される公算も出ている。これまで社会情勢を鑑みて自主的に強度の高い自粛を行ってきた外食企業はその分厳しい収益環境に置かれていたが…

●スパイスワークス、商品・人材面でベルクと連携

スパイスワークスは埼玉を中心に関東圏で食品スーパー「ベルク」を116店舗(13日時点)展開するベルクと商品・人材面で連携する。スパイスワークスは業態・商品開発のノウハウを活用し、「ベルク」の惣菜・弁当の企画・開発などを支援する。スパイスワークスの社員・アルバイト従業員を「ベルク」の短期アルバイトとして受け入れる契約も結んだ。

●ブロンコビリーが初のテイクアウト弁当投入

東海や関東、関西に店舗を展開するブロンコビリーは11日、ステーキ&ハンバーグレストラン「ブロンコビリー」全133店舗で4種のテイクアウトメニューを発売した。新型コロナウイルスの影響で従来のような店内飲食需要の取り込みが難しい中、初のテイクアウト弁当投入に至った。新型コロナ感染防止のため、店舗は11~20時の時短営業(13日時点で臨時休業店舗はなし)を実施しており、自宅でも「ブロンコビリー」の味が楽しめる商品として訴求する。