5月12日付の外食日報は

●家族需要取り込みへ「『おうちで』アプローチ」増勢
外出自粛の流れにあって、外食企業がテイクアウト商品の提案に拍車をかけている。目立ってきたのが、自宅で寿司店、自宅でブッフェといった、店にいる気分を家族で味わってもらう切り口だ。家族まとめて食事需要を刺激する「『おうちで』アプローチ」は、難局の突破口となる可能性がある。

●安楽亭、好評な焼肉弁当のWEB注文受付開始
安楽亭は11日、焼肉「安楽亭」で販売している弁当商品について、パソコンやスマートフォンから商品の注文ができるWEB注文の受付を始めた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う生活者の外出自粛への対応として、4月20日に始めた弁当販売の対応を拡充した形。従来の店頭、電話受付に加え…

●小田急RSが「箱根そば」で持ち帰り、実施店拡大へ
小田急レストランシステムは7日から、小田急線を中心に展開する「箱根そば」でそばや丼のテイクアウト販売を始めた。直営で約40店舗を展開する同ブランドにおいて、7日時点で営業中の12店舗でテイクアウト販売を開始した。「家箱(いえはこ)」と銘打ち、自宅でも「箱根そば」の味を楽しんでもらいたい考えだ。今後営業を再開する店があれば、「順次テイクアウト販売を実施する予定」(同社)としている。