4月27日付の外食日報は

●盛り上がる「レシピ公開」アプローチ

外食ブランドが家庭向けにレシピをウェブで公開する動きが台頭している。外出自粛ムードから食の巣ごもり傾向が強まっていることへの対応だ。狙うところは「ブランド認知の拡大」。いずれ店に人が戻ってくる局面で最大の実りを得るための施策として、取り組みが勢いづく公算がある。

●モスが淡路島産の新たまねぎ使用バーガーを

モスフードサービスは27日から「モスバーガー」で、〈淡路島のこだわり農家さんがつくった たまねぎバーガー 和風しょうゆ仕立て〉税別371円を地域・期間限定で販売する。同社が独自に関係を構築してきた「モスの協力農家」(全国約2700軒)の畑で栽培した淡路島産の新たまねぎを使用したハンバーガーを、「2020年度淡路島産たまねぎ祭り」と題して関西や中国、四国地方の「モスバーガー」272店舗(店舗は新型コロナ感染拡大防止のため休業や営業時間短縮の場合あり)で販売する。

●人形町今半が精肉の「即日お届けサービス」

人形町今半は24日、精肉を消費者の自宅まで届ける「即日お届けサービス」を始めた。外出自粛下で家庭での食事需要が高まり、同社グループ精肉店に多くの利用客が見られることから、感染リスク対策として実施を決めた。