4月16日付の外食日報は

●臨時休校延長受け「家庭の食事支援」広がる

新型コロナウイルス感染拡大に伴う各自治体の臨時休校措置拡大を受け、子供の食事を用意する負担が増えた家庭の支援などを目的とする取り組みが外食企業で広がっている。政府による7日の緊急事態宣言発令後に休校期間延長を決める自治体もある中、新たな商品で支援企画に乗り出す動きや、3月から実施してきた施策を延長する取り組みなどが散見。価格を抑えたテイクアウト商品の提案などにより、家庭の食事支援につなげようとする動きが続いている。

●外食店の店頭での野菜提供広がるか

外食チェーンの一部で、店舗で野菜を丸ごとを提供する取り組みが出ている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で生産者および卸事業者が厳しい環境に見舞われており、こうした外食店のアプローチは生産者や卸事業者の支援となり得るもの。今後広がるか注視される。

●揺れるコロワイドと大戸屋HDの関係

コロワイドと出資先の大戸屋ホールディングス(大戸屋HD)の関係が揺れている。コロワイドは14日の取締役会で、大戸屋HDが6月25日に予定する定時株主総会に、経営陣刷新を求める株主提案を出すことを決めた。コロワイドの幹部らを取締役候補として複数名送り込み…