4月13日付の外食日報は

●「デニーズ」のグランドメニュー改訂を鎌田靖取締役に聞く①

セブン&アイ・フードシステムズは7日、「デニーズ」のグランドメニューを改訂した。セブン&アイ・ホールディングスのグループ会社として2020年度から新たな3カ年を迎えるに当たり、改めて「デニーズ」のメインターゲットを「30~50代女性」(鎌田靖取締役執行役員商品本部長兼デジタル戦略推進室長)と明確化し、顧客ニーズに沿った大幅な商品の見直しを実施している。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う政府からの緊急事態宣言発令を受けて、「デニーズ」でも8日から東京都内などの店舗で営業時間を短縮(10日時点の状況)するなど外食産業全体が厳しい環境にある中、同社では「価値訴求」に重点を置いた商品政策によって顧客満足度向上や他社との差別化につなげる狙いだ。

●在庫酒類のテイクアウト販売に特例の免許設定

国税庁は、新型コロナウイルス感染拡大防止による営業自粛などで資金繰りに苦しむ居酒屋をはじめとした酒類取扱料飲店が在庫酒類をテイクアウト用として販売できるよう、特別な形の期限付酒類小売業免許を設定し、申請受付を始めた(申請書提出期限は6月30日)。通常、小売りを行うにあたり必要な酒類販売の一般免許は…

●「すき家」が初のケール使用商品

ゼンショーホールディングス傘下のすき家本部は15日、牛丼チェーン「すき家」1934店舗(8日時点)で、〈ケールレタス牛丼〉税込550円や〈ケールレタスカレー)同690円などスーパーフードのケールを使用した商品を発売する。健康や美への意識が高い人から注目され、ビタミンやミネラルや食物繊維が豊富な「野菜の王様」と称されるケールを「すき家」で初めて商品化。5月中旬まで販売する。