4月3日付の外食日報は

●「活力マーケティング」に活路あり

専門チェーンやレストラン、ファストフードなどジャンルを問わず「免疫力」「スタミナ」といった、活力を訴求するキーワードのメニューアプローチが目立っている。新型コロナウイルス感染拡大で人々の健康意識が高まっている時勢にマッチ。できるだけ体に良いものを食べたいという顧客心理に対応した動きとして、この春は「活力マーケティング」に注目だ。

●イオンモール高崎が増床大規模リニューアル

イオンモールは27日、群馬・高崎のショッピングモール「イオンモール高崎」を増床リニューアルグランドオープンする。平面駐車場として利用していた建物東側に増床棟を新設し、増床棟・既存棟を含め全体の約50%に相当する106店舗をリニューアルする大規模な施設刷新となる。飲食関連では1階レストラン街、3階フードコートともに増床棟まで面積を拡大してオープンする。

●吉野家HDが単独で飲食店間借りサービス開始

吉野家ホールディングスはこのほど、空き時間を有効活用したい飲食店と、飲食店開業希望者をマッチングさせる飲食店の間借りサービス「シェアレストラン」を立ち上げた。約2年間の実証実験を経て改めて育成に本腰を入れるもので、「誰もが気軽に飲食店を開業できる世界」「何度でも挑戦できる世界」を目指すモデルとして事業化から専門子会社を設立して積極的に事業拡大を図る。