3月18日付の外食日報は

●イートイン需要活性化へ外食の「価値」「楽しみ」提案

新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛ムードが続くなか、外食企業で来店客の満足度向上やイートインの価値提案を強化する動きがじわりと拡大している。人気キャンペーンの延長や特別メニューの提供などにより、外出自粛ムードがある中でも店を訪れた利用客に外食の時間をより楽しんでもらおうという動きだ。各社では従業員の手洗いや消毒の徹底、マスク着用の推奨といった衛生管理を改めて強化しながら、外食需要の取り込みに力を入れている。

●ジョイフルは今春夏に「もう一品」需要を深耕

ジョイフルはファミリーレストラン「ジョイフル」でこのほど、今春夏の新グランドメニューを発売した。アペタイザー(前菜)とライトミール(軽食)を充実。主食に加え「もう一品」を頼みたくなるようなラインナップを訴求し、客単価向上にもつなげる。

●エー・ピーCが「塚田農場」でパーソナルジムと協業

エー・ピーカンパニーは、主力の居酒屋「塚田農場」でこのほど、パーソナルトレーニングジム「24/7 Workout」のトゥエンティーフォーセブン(東京・神谷町、小島礼大社長)と共同開発した低糖質のハンバーグ、ラーメンを発売した。居酒屋とパーソナルジムのコラボレーションは初の試み。5月12日までの期間限定で販売する。