3月17日付の外食日報は

●くら寿司が〈ペールエール〉取り扱い店を順次拡大

くら寿司は回転寿司チェーンの「無添くら寿司」で、樽生ビール〈ペールエール〉税別600円の導入店舗を拡大している。2019年5月から随時販売店舗を追加しており、3月12日時点の取り扱い店舗数は28店舗(東日本エリア15店・西日本エリア13店/下表参照)まで増加。今後も新店舗のオープンや店舗改装のタイミングに合わせて、「(ペールエールを取り扱う)店舗数を増加予定」(同社)だ。

●ワタミがコシダカと「から揚げの天才」でFC契約

ワタミは新業態として育成中のから揚げ・玉子焼き業態「から揚げの天才」(6店舗)に関してこのほど、カラオケ大手コシダカホールディングス(東京・浜松町、腰髙博社長)の中核子会社でカラオケ事業を手掛けるコシダカとフランチャイズ契約を締結した。コシダカの主要ブランド「カラオケまねきねこ」に、「から揚げの天才」を併設する形で出店を進める方針だ。

●スターバックスがテイクアウトを強化

スターバックス コーヒー ジャパンが、「スターバックス コーヒー」におけるテイクアウト対応を強化する。モバイル注文・決済の「モバイルオーダー&ペイ」についてドライブスルーと連携した新サービスを試験するほか、持ち帰り専用商品の利便性を強化する。消費増税および軽減税率の導入で外食業界でもテイクアウトに対応する機運が高まり、新型コロナウイルス感染症の拡大がよりテイクアウト需要を押し上げる状況となっているなか、「外出自粛といった短期的な形の需要拡大にももちろん対応したものだが、以前から店外でも楽しみたいという要望を受けることが多くなってきていたため」(同社)としている。