3月13日付の外食日報は

●桜モチーフの商品や花見趣向の店舗サービスに関心

桜の開花が間近だ。不要不急の外出を自粛する流れから花見の宴会も見送るムードが広まっているなか、それでも桜を感じ、花見気分を味わいたい人のための受け皿として、衛生管理が整備された飲食店に焦点が当たる。カフェやレストランでは、桜をモチーフにしたメニューが提案され、店内で花見ムードを満喫できる演出も始まっている。外食全般に厳しい事業環境が続くが、開花を機に関連の取り組みが花開き、集客面の巻き返しにつながるか注目される。

●クリエイトRがチーズ料理専門店の2号店を

クリエイト・レストランツは20日、神奈川・海老名の商業施設「ららぽーと海老名」に、チーズ料理専門店「CHEESE RESTAURANT RICOTTA(チーズレストラン リコッタ)」の2店舗目をオープンする。2019年9月に埼玉・越谷のイオンレイクタウンで国内1号店を立ち上げたブランド。商業施設内への展開を見据えて開発したブランドで、現時点では4月に横浜で「リコッタ」ブランド3店舗目のオープンも予定しているという。

●今春は外食の正社員賃上げが顕著の見込み

外食の多くの企業の労働組合が加盟している産業別労働組合団体のUAゼンセンが12日、2020年春の労働条件闘争における妥結状況を発表した。経営側が一斉に組合側に回答を示す集中回答日(11日)を経たタイミングでの最新動向。外食は大手が相次ぎ妥結したなかで、正社員の賃上げ額が他業種と比べても大きく増えている。