3月12日付の外食日報は

●チーズティーにいよいよ「ポストタピオカ」の存在感

お茶にチーズフォームをのせた、混ぜて楽しめる「チーズティー」が、タピオカドリンクの次のヒットドリンクに浮上する公算がある。日本で紹介されて約2年。「ポストタピオカ」としての期待が寄せられつつも突き抜けた存在にはなりきれていなかったが、ファストフード大手もチーズティーを意識したドリンクを提案する状況となってきた。チーズティーの存在感が様変わりしていく可能性がある。

●外食企業による休校家庭への支援策広がる

政府による新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした小中高校への臨時休校要請により、食事を用意する機会が増えた家庭の応援・支援を掲げる動きが外食企業で拡大している。牛丼の「吉野家」や食事宅配サービス「ワタミの宅食」(本紙3月10日付掲載)のほかにも、サトフードサービスの「天丼・天ぷら本舗 さん天」や王将フードサービスの「餃子の王将」が、持ち帰り用の子供向け弁当販売を実施することを決めた。

●江戸一が86店舗で営業再開、自粛延長店舗も

「すたみな太郎」などのビュッフェ業態を展開する江戸一は、5~12日までの予定で実施していた店舗の営業自粛について、営業再開と自粛期間の延長を決めた。86店舗は当初予定通り13日から営業を再開し、55店舗は今月中旬以降の再開を予定。その他数店舗は現時点で再開時期未定としている。