3月5日号の日本外食新聞は

★外食産業を動かす人々
札幌で上場し北海道代表する企業を
小籠包業態つくりFC展開も視野に
WONDER CREW(ワンダークルー) 代表取締役 渡邊 智紀氏
★トップ記事
沖縄の雄・みたのクリエイトはなぜ大繁盛店を手放したのか
「店舗を持たない」先にある道とは?

「俺たち『0→1』しかできない人間は、生み出して送り出しての、知的財産の切り売りをしている。キャバ嬢と一緒。若さを売っているように、一番いい時を切り売りしている。ただ生み出すことはできるけど、それが大ヒットを生むのを連チャンで出すのは至難の業。なので、回収の伏線を張っておけ」
これは、田野さんがスパイスワークスホールディングス代表の下遠野亘さんからもらったアドバイスだという。
売上を求めて設備投資をしてそれを回収するという、飲食店としてはとてもまっとうなスタイルに対し、「もうそういう時代ではない」と悩んでいた田野さんは「運営や管理を限りなくなくし、クリエイティブな仕組みや発想をビジネスに変える方向へとシフトチェンジすべきだ」と考えていた。
そして、2020(令和2)年2月22日、みたのクリエイトは、串カツ田中ホールディングス(HD)とブランド譲渡契約を締結した。みたのクリエイト代表である田野さんの両親の結婚記念日であり、田野さんの最強のナンバーである「2」という数字が並んだ日だ。
契約の内容は、田野さんが作り上げてきた「鳥と卵の専門店 鳥玉」ブランドを串カツ田中HDに譲渡し、同社が新たに設立する子会社「セカンドアロー」が沖縄県を除く国内外全エリアで運営に当たるというものだ。
ミソは、ブランド売却で終わるのではなく、みたのクリエイトは、……

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・ソトスマ 3月5日号
・印束義則の繁盛店実況中継 42-① 千葉・木更津 《日本料理 たかはし》