3月4日付の外食日報は

●新型コロナの影響が飲食店のオペレーションにも波及

新型コロナウイルス感染症拡大の影響が、飲食店のオペレーション体制にも及んでいる。感染拡大の予防や、消費者が安心して店を利用できる環境づくりなどの観点から、外食企業が当面の運営方法を見直す動きだ。影響の長期化によって消費者が日常生活で抱く不安も増大するなか、日々の状況変化を考慮した施策に踏み切る動きが広がりつつある。

●12月期決算② 増収増益企業は3社

上場している外食関連企業の19年12月期決算・20年6月期決算がまとまった。19年12月期において、経常利益ベースで増収増益を果たしたのは日本マクドナルドホールディングス、アークランドサービスホールディングス、ホットランド(売上高順、本紙3日付参照)。上期時点で増収増益だった3社がそのまま順調な基調を維持し、通期では期初予想を上回る利益を上げた。

●グローバルダイニングが売上の起爆剤へパスタ強化

グローバルダイニングが国内既存店強化の一環で、生パスタの提案を強化し始めた。さまざまな著名ラーメン店の麺を担う製麺会社で知られる浅草開化楼の生パスタを導入しているもので、このほどベーカリーカフェ業態に導入してブランド自体をリニューアルした。10日からは主力のイタリアン業態「カフェ ラ・ボエム」でも提供を始める。