3月3日付の外食日報は

●12月期決算① 増収増益企業は全体の3割

上場している外食関連企業の19年12月期決算・20年6月期第2四半期決算がまとまった。19年12月期決算で経常利益ベースの増収増益もしくは増収黒字は対象11社中、3社にとどまった。台風など天候不順や依然続く人手不足に、消費増税・軽減税率導入もあって厳しい事業環境が続いた。

●ジローRSが肉バル業態の運営に参入

小田急グループのジローレストランシステム(ジローRS)は、肉バル業態の運営に参入する。3月1日付で、同じ小田急グループで人材派遣事業を手掛けるヒューマニックが運営するバルなど4店舗を譲り受けた。

●スターバックスが小田急RSとライセンス契約

スターバックス コーヒー ジャパンはこのほど、小田急グループの飲食事業会社であり小田急電鉄沿線の駅構内や駅施設で飲食店を展開する小田急レストランシステム(東京・渋谷、立山昭憲社長)と、「スターバックス コーヒー」に関するライセンス契約を締結した。小田急レストランシステムは6月、経堂駅の改札口付近に「スターバックス コーヒー 経堂駅店(仮称)」(東京・経堂)をオープンする。スターバックス コーヒー ジャパンによるライセンス契約は7社目。鉄道ではこれまでJRグループと契約しているが、私鉄グループとは初。