2月18日付の外食日報は

●すかいらーくHDが客数増対策を強化

すかいらーくホールディングスは今期(2020年12月期)、客数重視の戦略を進める。前期(19年12月期)に積極展開したデジタルプロモーションに加え、アナログな折り込みチラシによる販促の最適化などにも改めて力を入れることで、「足元の来店を促す」(谷真会長兼社長)狙いだ。

●アークランドSHDは「かつや」で既存店強化に集中

アークランドサービスホールディングスは今期(20年12月期)、主力の国内「かつや」事業で前期に引き続き客数の最大化に取り組む。併せて、課題の客単価向上にも注力する。前年並みの既存店売上を確保し、継続的な業績成長につなげる。

●ヴィアHDが新業態「焼鳥 扇屋 天」の育成強化

「備長扇屋」「日本橋紅とん」など居酒屋業態を中心に多業態を展開するヴィア・ホールディングスは、「扇屋」ブランドを展開する主力の焼鳥居酒屋業態の新ブランドとして昨年6月に立ち上げた、「焼鳥 扇屋 天」(東京・神田)の育成を強化している。このほど、「扇屋」ブランドとして初めて日本三大地鶏のひとつである比内地鶏をメニュー化するなど、商品力の強化に注力している。