2月10日付の外食日報は

●集客増へ外食でもサブスクの導入が相次ぐ

あらかじめ一定額を支払うことで割引などのサービスが得られる「サブスクリプション(定額制)サービス」(以下サブスク)を導入する外食店が増えている。新規顧客の取り込みやリピーターの増加などの効果が期待できるとして業界問わずトレンドになっている販売促進手段だが、一部で早期に取りやめる例も出ているだけに、リスクを踏まえた上でより効果的な形で活用することが求められる。

●「海老名SA」下りが第一期リニューアル実施

NEXCO中日本と中日本エクシスは、高速道路で日本一の利用者数を誇るE1東名高速道路(E1東名)海老名サービスエリア(下り、神奈川・海老名)のリニューアルを進める。同リニューアルの第一期として、27日には商業施設東側を約250㎡増床して新たにショッピングコーナーを立ち上げるほか、レストランとフードコートもリニューアルオープンする。海老名SA(下り)の1日当たり推定利用者数は「平日で約3万人、休日で約6万人」(中日本エクシス)に上る。

●料飲店限定本格焼酎〈大隅〉に「麦」拡充

サントリースピリッツは、〈大隅〉ブランドの本格焼酎の販売に力を入れる。昨年2月に発売した〈大隅 OSUMI〈芋〉〉(アルコール度数25%・900ml瓶)に続き、今月25日からは新製品〈同〈麦〉〉(同25%・900ml瓶ほか)の販売を始める。いずれも料飲店限定の本格焼酎として、取り扱い店舗拡大を目指す。