2月7日付の外食日報は

●今冬のFFは「ボリューム感」に賑わい

ファストフード(FF)の今冬商戦で「ボリューム感」を打ち出す企画が賑わっている。丼やハンバーガーのチェーンで顕著で、増量などの付帯サービスも相まって旺盛な食欲に応えようという動きが目立つ。ボリュームメニューは確実に一定の支持がある切り口で「年々求める人が増えている」(丼チェーン)との声も聞かれ、冬場の需要底上げを図る上で欠かせないアプローチとなっている。

●「ミスタードーナツ」がフレンチクルーラー生地を刷新

ダスキンは3月6日、「ミスタードーナツ」の定番ドーナツ生地である「フレンチクルーラー」をリニューアルすることに伴い、同生地を使用する商品の価格改定を実施する。従来と生地の食感や味わいを変えることで品質・価値の向上を図り、併せて対象3商品の本体価格(税抜の価格)をそれぞれ10円値上げすることも決めた。

●スシローGHD、カフェ運営会社立ち上げ

スシローグローバルホールディングスは6日の取締役会で、孫会社(特定子会社)としてカフェ運営会社Sharetea Japan(東京・丸の内、小林哲代表)の設立を決めた。子会社スシロークリエイティブダイニングが70%、昨年夏に「スシロー」でのメニュー展開をもって日本に上陸した台湾発カフェ「Sharetea(シェアティー)」の運営会社である…