2月12日付の外食日報は

●アークランドSHDは新たな収益柱づくりに本腰

アークランドサービスホールディングスは、「かつや」「からやま」以外の柱づくりに本腰を入れる。「野菜を食べるカレー camp」(以下「camp」)、「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」(同「ごちとん」)、「江戸前天丼 はま田」(同「はま田」」に新ブランド「東京たらこスパゲティ」も含めて多店舗化を進める。今期(20年12月期)の「かつや」「からやま」以外の出店計画は16店舗(前期実績7店舗)だが、「上ぶれさせたい」と臼井健一郎社長は意気込む。

●三光MFが新タイプ店舗の開発を加速

居酒屋「金の蔵」の三光マーケティングフーズ(三光MF)は、新タイプ店舗の開発を加速している。人気ブランドからの派生業態開発や、自社にこれまでなかった業態を手がける動きなどがそれだ。外部プロデューサーや人気店による監修なども活用し、競争力の高い店舗開発に力を注ぐ。

●広島電鉄が4月に宮島の玄関口で新商業施設

広島電鉄はグループの飲食事業会社である広電宮島ガーデンと共同で4月2日、広島・廿日市の宮島口地区に新商業施設「etto(エット)」を開業する。東京五輪を前に外国人観光客の増加も見込まれる世界遺産・宮島の玄関口に、新業態や広島初出店の飲食店などを含む食関連16店舗が集まる観光商業施設が立ち上がる。