2月3日付の外食日報は

●「OVER THE 外食企業」掲げ枠に捉われない成長を

居酒屋、レストランなどの飲食事業を中心に、ビリヤード・ダーツバーなどのエンターテイメント事業、ウェディング、ホテル事業などを手がけるDDホールディングスは、外食企業の枠を超えた成長を目指す。「世界に誇るオープンイノベーション企業を目指す」ことを経営理念とする同社では以前から、「OVER THE 外食企業」を掲げてM&A(企業の買収・合併)や既存事業の強化を推進。このほど、神奈川・湘南を地盤にホテルや不動産事業などを手がける湘南レーベル(合同会社サニーサイドイン含む)の株式を取得して子会社化するなど、外食企業の枠を超えた成長に向けた動きを一層加速する構えだ。

●ドバイ万博日本館のレストラン事業者にスシローGHD

スシローグローバルホールディングスはこのほど、10月20日から半年間UAE・ドバイで開催される「2020年ドバイ国際博覧会」(以下、ドバイ万博)における、日本館でのレストラン事業者に選ばれた。水留浩一社長は「非常に光栄なこと」として日本の回転寿司文化の発信に意気込む。「スシロー」がどこまで世界展開を進められるかを推し量る試金石としても注目の取り組みだ。

●甲羅が「焼肉ホルモン 肉にく亭」で2号店

名古屋メシ業態の「赤から」と、かに料理「甲羅本店」を主力に飲食380店舗(1月末時点)を展開する甲羅(愛知・豊橋、鈴木雅貴社長)は積極的に新業態を開発するなか、「有望な業態となっている」(同社)として焼肉店「焼肉ホルモン 肉にく亭」の多店舗化に乗り出した。昨年11月に静岡の静岡駅周辺立地に立ち上げた1号店に次いで今年2月7日、愛知・豊川に2号店をオープンする。