2月4日付の外食日報は

●「東京2020大会」の交通混雑リスクに対応を

「東京2020大会」(2020年東京オリンピック・パラリンピック)まで半年を切った。世界に日本の外食の魅力を改めて知らしめる契機ともなるだけに巨大なビジネスチャンスが待つが、競技会場が集まる東京圏における鉄道などの混雑のリスクが取りざたされる。全国チェーンにとっては一部の影響にとどまる話題かもしれないが、「人」で成り立つ外食産業だけにさまざまなリスクが横たわる。最大限の成果を得るため、想定されるリスクへの対処を講じる時期に入った。

●凪スピリッツが海外展開ブランドを東京・神田に

「すごい煮干ラーメン凪」などラーメン事業を展開する凪スピリッツ(東京・新宿、生田悟志)はこのほど、東京・神田に「ラーメン凪 BUTAO」をオープンした。2010年の香港出店を皮切りに、現在は海外6カ国・35店舗にて展開中の豚骨ラーメン業態「ラーメン凪 豚王」のリブランディング店舗となる。

●サーティワンが「出前館」で配達開始、今春100店へ

B-R サーティワン アイスクリーム(以下「サーティワン」)は3日から「サーティワンアイスクリーム 千歳烏山クレア店」(東京・千歳烏山)で、出前館が展開する「出前館」の「シェアリングデリバリー」サービスを活用した商品の配達を始めた。2020年春頃には100店舗への拡大を目指す。サーティワンの19年6月末時点店舗数は1161店舗。