1月29日付の外食日報は

●盛り上がる「異色」へのチャレンジ

ラーメン・丼などの専門店チェーンで「異色」なメニュー企画に意欲的な動きがみられている。商品自体が希少であったり、当該企業・業態にとって新しい試みであったりするもの。消費増税で外食産業全般の先行きに不透明感があるいま、あえてチャレンジすることで新需要を創造しようという取り組みが注目される。

●FF大手が集客増へ新たな一手

日本マクドナルドと吉野家の大手ファストフード(FF)チェーン2社が、集客強化へ向けた新たな商品提案に乗り出した。これまでにない切り口の商品や、新たな商品訴求によって新規客をはじめとした利用客獲得に力を入れる動きだ。両社とも既存店売上高の前年超えが続くなど順調に推移するなか、新たなメニュー提案に踏み出した格好だ。

●ジョイフルがテイクアウト販売を全店導入

ジョイフルは2月4日からファミリーレストラン 「ジョイフル」で、15時以降のテイクアウト販売を開始する。「ジョイフル」全店でテイクアウト販売を実施するのは初。「試験店舗での検証を経て、全店導入の準備が整った」(同社)ことから決定に至った。テイクアウトの場合は、商品の本体価格に消費税8%を課税して販売する。