1月28日付の外食日報は

●居酒屋で「60分飲み放題500円」に広がり

アルコールドリンクの値ごろ感や楽しみ方の提案によって、集客を強化する動きが居酒屋業態で広がっている。「60分500円(税別)飲み放題」などの分かりやすい仕組み・キーワードとともに、各客席にセルフサービスのサーバーを設置して飲み放題を提供する動きだ。利用客にとっては自分の好きなタイミングでドリンクを注いで楽しむことができ、店舗側にとってもオペレーション業務効率化などのメリットが見込める。新ブランドの立ち上げに合わせてこうした飲み放題サービスを導入する企業もあり、今後の展開も含め注目の動きだ。

●横浜ステーションビルの「CIAL横浜」6月に復活

JR東日本グループの横浜ステーションビルは5月30日、JR横浜駅西口エリアに商業施設「CIAL横浜(シァル横浜)」をオープンする。11年に約50年の歴史を閉じていた施設を「食の専門店の集積」として復活するもので、全61テナントのうち約半数におよぶ29店舗が飲食店(イートインスペースありの食物販店含む)となる。

●福しんが初のサブスク導入でまずは600人購入を

東京都内を中心に、手もみラーメンのチェーン「福しん」(24日時点・33店舗)を展開する福しん(東京・目白、高橋順代表)がこのほど、同社初のサブスクリプション(定額制)サービスとして「福しんギョウザ定期券」の販売を始めた。あらかじめ月額500円(税込・以下同)を支払うことで1回の来店ごとに餃子1人前が無料となるもの。従来から餃子の拡販戦略を進めるなか、時流に乗ったサービスを導入してさらなる効果を目指す。