1月22日付の外食日報は

●くら寿司 2020年を「第2創業期」として国内外で成長を(上)

回転寿司「くら寿司」を国内・海外に展開するくら寿司は、世界共通の新ロゴマーク導入と、今後の世界展開を意識したグローバル旗艦店(東京・浅草/22日オープン)を立ち上げる2020年を「第2の創業期」(田中邦彦社長)と位置付け、持続的な成長を目指す考えを示した。品質や楽しさといった回転寿司の良さや日本の良さを発信しながら、2030年には2019年10月期の売上高1361億円・世界495店舗の倍以上となる、売上高3000億円・世界1000店舗への成長を目指す。

●2020年外食IPOマーケットがスタートへ

株式市場で2020年の外食IPO(新規上場)マーケットが幕を開ける。このほど、大衆酒場業態「ねぎま 三ぞう」などを手がけるAHCグループ(東京・岩本町、荒木喜貴代表)の東京証券取引所マザーズ市場への上場が承認された。上場日は2月25日。外食関連企業として20年最初の案件が出てきたことで、IPOマーケットで改めて、外食企業が注目される場面となってきた。直近で上場した企業も含めて投資家の関心が集まる公算がある。

●ペッパーFSが「いきなり!ステーキ」でウルグアイ牛

ペッパーフードサービスはこのほどステーキチェーン「いきなり!ステーキ」で地域限定ステーキの販売を始めた。従来は米国産牛がメインのなか、初めて南米・ウルグアイ産牛肉を導入した。
ウルグアイ産牛肉の輸入が解禁された19年に一瀬邦夫社長が…