1月23日付の外食日報は

●ブロンコビリーは「店舗力」強化で利益回復へ

ステーキ・ハンバーグレストラン「ブロンコビリー」のブロンコビリーは今期(20年12月期)、「店舗力」の強化による利益回復を目指す。若年層の戦力化をはじめとした課題の解決に向けた教育の推進など人材面の強化を図るもの。併せて知名度向上策にも注力し、来期以降の再成長に向けた準備を整える構えだ。

●くら寿司 2020年を「第2創業期」として国内外で成長を(下)

国内外で出店を進めるくら寿司が、今後の世界展開加速に向けて22日に開店したグローバル旗艦店1号店の「くら寿司 浅草ROX店」(東京・浅草)は、店の雰囲気やデザイン、言語対応、ICT(情報通信技術)の活用などさまざまな点で、通常の「くら寿司」とは異なる特徴を持たせた店舗だ。「和」を意識した内装やエンターテイメント要素も取り入れた国内最大(255坪・272席)の店として、オリンピックイヤーの今年に最大化するといわれる訪日外国人観光客も対象に、「ジャパンカルチャー(日本文化)の発信店舗」(岡本浩之執行役員広報宣伝IR本部長)として訴求する。

●三井不動産が「ららぽーと豊洲」開業後最大の刷新

三井不動産は、東京・豊洲のショッピングセンター「ららぽーと豊洲」で開業以来最大規模のリニューアルとして3月18日から順次商業店舗を立ち上げる。飲食は新規ではフードコートなどで10店舗が出店。商業施設内初の業態や東京都内初の店舗などがそろう。同施設を含む豊洲二丁目駅前地区では4月24日に新街区「豊洲ベイサイドクロス」を立ち上げるプロジェクトがあり、その一環の動きとなる。