1月16日付の外食日報は

●20年2月期3/4期決算 通期業績見通しの判断材料が出そろう

2月を決算期とする上場外食関連企業による、今期(20年2月期)の第3四半期(19年3月~11月)決算が出そろった(下表参照)。1年も残すところあと3カ月の段階までの業績を示すものであるため、通期業績を見通すにあたって有力な判断材料となり得る。外食企業の場合は業績への影響度が高い年末年始シーズンがあるだけに12~2月の最終四半期まで予断を許さない面はあるが、これまでの好調や不調に関わらず通期業績予想を修正してこなかった企業でも、ある程度の見通しが立って修正を施した向きが出ている。

●ダイナック、「鉄板焼リオ」2号店で接待など対応

ダイナックは2月18日、大阪・本町に「鉄板焼リオ 大阪御堂筋店」をオープンする。大阪・梅田の大阪マルビルに出店しているブランドの2店舗目で、新たに開業する複合施設「オービック御堂筋ビル」1階への出店。目の前で調理するようすが楽しめるカウンター個室(最大7人まで)などを用意し、少人数での会合や接待、記念日需要なども取り込む。

●モスフードSが新作もそろえて〈チキン南蛮〉復活

モスフードサービスは23日から、「モスバーガー」でチキンバーガー〈チキン南蛮〉税別362円を発売する。過去に人気の商品を復活したもので、完全新作の〈サワーチキン南蛮〉同445円もそろえる。訴求対象を明確に打ち出したうえで「モスバーガー」ならではのオリジナリティを追求した商品を提案する「MOS JAPAN PRIDE(モスジャパンプライド)」シリーズの第3弾。3月中旬までの期間限定販売を予定する。