1月10日付の外食日報は

●1年の需要動向を占う新春企画に注力の動き

外食業界で、新春向けのフェア・キャンペーンの企画が盛り上がっている。今後1年の需要動向を占う意味でも重要な、新年を迎えて最初の販売促進活動だ。各ブランドから集客効果を見込んだ取り組みが出そろうなか、今年はソーシャルメディアの活用にもチャレンジする動きが出ており、成果に注目が集まる。

●松屋フーズが〈シュクメルリ鍋定食〉を発売

松屋フーズは14日から牛めしの「松屋」で、ジョージア料理の「シュクメルリ」に着目した〈シュクメルリ鍋定食(ライス・生野菜・みそ汁付き)〉税込790円を発売する。昨年12月の第2週頃に実施した約70店舗での先行販売を経て、全国での販売が決まったもの。

●ビールは〈プレモル〉など主力ブランド強化を

サントリービールは2020年の戦略として、〈ザ・プレミアム・モルツ〉、新ジャンルの〈金麦〉、ノンアルコールの〈オールフリー〉といった主力ブランドの強化に力を注ぐ。今年実施される酒税改正を見据えて取り組んできた主力ブランド強化に引き続き取り組むことで、20年はビール類全体で前年比101%の販売を計画。19年と同様、ビール類市場全体が厳しいなかで前年、市場ともに上回る成長を目指す。