1月1日号の日本外食新聞は

★外食産業を動かす人々
外食・中食・介護間で人材仕組み化
日本主軸にアセアンで事業展開を
グルメ杵屋 代表取締役社長 椋本 充士氏
★トップ記事
○新連載 外食産業の未来予想図
1.求人のカタチが変わる
「信用経済」が外食業界に起こす波 スキル持つ人材の争奪戦が勃発か

タイミー・小川嶺社長

「信用経済」と聞いて、ピンとくる人はまだ少ないかもしれない。あるいは、中国で個人の経歴や取引履歴が点数化され、低スコアだと就職や結婚にも響くというニュースを見た人もいるだろう。どちらにしても、飲食店経営には関係ないと思っているのではないだろうか。しかし外食業界にとって、この「信用経済」の浸透は働き手、特にアルバイト(以下、バイト)の求人に大きく影響を及ぼす可能性があるのだ。ではその「信用経済」とは、一体どういう仕組みなのか。
バイトを雇用する際、多くの企業は履歴書と面接で判断している。「信用経済」が発達すると、各個人が持つ資格や経歴、経験に対して「信用スコア」と呼ばれる点数が付けられ、そのスコアが基準となるかもしれないのだ。
現在、この「信用スコア」の運用には2種類ある。一つが、サービスの提供者と利用者が互いに評価しあうことで、サービスの質や信頼性を確保する仕組みだ。これは、フードデリバリーのウーバーイーツや民泊のAirbnb(エアビーアンドビー)など、シェアリングエコノミーと呼ばれるジャンルで広がり、現在ではさまざまなサービスにも広がっている。見知らぬ人同士が直接やり取りするため、これまで利用した際の評価を選ぶ基準とするものだ。
もう一つが……

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