12月18日付の外食日報は

●花研が定食スタイルのひとり焼肉「ラムワン」開業

主力ブランドのラーメン店「ばんから」を中心に、肉業態「ヒレ肉の宝山」なども含めて国内外合計40店舗以上を展開する花研(東京・池袋、草野直樹社長)は18日、新たにラム肉(羊肉)がメインのひとり焼肉専門店として、「熟成仔羊焼肉 LAMB ONE(ラムワン)」を東京・新宿歌舞伎町に立ち上げる。ラム肉で定番のジンギスカン業態は夜にビールとともに楽しむ店が多いなか、「ラムワン」では「昼も夜も定食のスタイルでカジュアルに利用できる」(草野社長)ラム焼肉店を提案。今後のラム肉業態の拡大も視野に、まずは1号店でしっかりとノウハウを固めたい考えだ。

●サイゼリヤが「組み合わせメニュー」を充実

サイゼリヤは「サイゼリヤ」で、人気のメインメニューと有料トッピングによる「組み合わせメニュー」の訴求を本格化する。看板の〈ミラノ風ドリア〉を軸にした取り組みを進めるなか、18日からのグランドメニュー改定を機に品ぞろえを拡充し、既存店の収益力回復につなげる方針だ。

●ヨドバシHDが「リンクスウメダ」で「飲み屋街」提案

大手家電量販店「ヨドバシカメラ」のヨドバシホールディングスは新型商業施設「LINKS UMEDA(リンクスウメダ)」における第2期のテナント導入としてこのほど、飲食店31店舗を追加オープン。そのなかで、粋な飲み屋を集めるとの趣旨で企画していた地下1階の飲食街ゾーン「オイシイもの横丁」が本格的に立ち上がってきた。