12月16日付の外食日報は

●顧客囲い込みなど狙ってカフェで「福袋」にぎわう

カフェチェーンをはじめとした外食店で「福袋」商品の企画がスタートしている。割引チケットなどに加えて限定のオリジナルグッズなどもセットしていることで、ブランドのファンにとってお得感が強い商品が多い。既に予約販売で一部売り切れの動きもみられ、2020年の外食需要を占う意味でも動向が注目される。

●元気寿司がトップブランド「千両」の小山店刷新

回転レーンを持たない完全注文型の寿司店「魚べい」を展開する元気寿司はこのほど、栃木・小山の回転寿司店「千両 小山店」をリニューアルオープンした。「回転しない寿司」業態に切り替えるなど磨きをかけ、「新生千両1号店」として訴求。都心部攻略モデルとしての活用も視野に、多店舗化の可能性を検証する。

●東急が「エトモ」11施設目を神奈川・溝の口に開業

東急は13日、田園都市線・大井町線溝の口駅構内をリニューアルし、商業施設「エトモ溝の口」(神奈川・溝の口)を開業する。「駅と、もっと 街と、もっと」をキャッチコピーに、東急線沿線の各駅の特色に合わせた店舗をそろえる施設として展開する「エトモ」の11施設目。飲食中心の新規5店舗を含む計9店舗がそろい、駅利用者や駅周辺居住者の需要獲得を目指す。