12月6日付の外食日報は

●スシローGHDは東京五輪も追い風に海外強化

スシローグローバルホールディングスは、来年の東京オリンピック(五輪)開催も追い風に、「スシロー」による海外展開の本格化に拍車をかける。韓国と台湾に加えて今年8月には香港とシンガポールにも進出するなか、訪日外国人の「スシロー体験」が好調につながっており、「東京五輪効果」もにらんだ店舗政策を進める。

●JFLAホールディングスは中期の利益再成長目指す

JFLAホールディングスは中期戦略として、収益体質の強化を進めることで、利益の再成長局面入りを目指す。このほど、23年3月期での連結経常利益17億円(20年3月期予想は3億8000万円)を目指す中期経営改革を策定した。

●アールアンドケーFSが「シズラー」で過去最長フェア

ロイヤルグループのアールアンドケーフードサービスは、東京都内中心に10店舗を展開するサラダバー&グリルレストラン「シズラー」で12日から、ブランド発祥の地である米国の食文化と料理を紹介する「ディスカバーアメリカフェア」を実施する。2021年に日本上陸30周年を迎えることを記念して企画したもの。実施期間は「シズラー」のフェアとして過去最長となる21年1月末までの1年2カ月にわたる。アメリカ大使館農産物貿易事務局(ATO)の後援、米国食肉輸出連合会(USMEF)とカリフォルニアくるみ協会の協賛の下で行う。