12月3日付の外食日報は

●王将FSはQSC追求と販促強化で3期連続増収益へ

「餃子の王将」の王将フードサービスは、人材育成をはじめとしたQSC(クオリティ・サービス・クレンリネス)向上の取り組みや販売促進活動に拍車を掛ける。今期(20年3月期)の上期はこれらの施策の成果が表れ、想定以上に売上・利益を伸ばした。下期も積極的に行い、通期での3期連続の増収増益につなげる。

●外食産業記者会選考「外食アワード2019」6氏が決定

外食産業関連の専門紙誌で構成し、本紙も加盟する「外食産業記者会」は外食業界で活躍した人を表彰する「外食アワード2019」(開催協力・焼肉ビジネスフェア事務局/居酒屋JAPAN事務局)を決定した。19年の外食アワードとして、クリエイト・レストランツ・ホールディングスの岡本晴彦社長など外食事業者5氏、食材事業者1氏の計6氏を選出した。今回は新たに、長年外食業界に貢献した外食事業者を表彰する「外食レジェンド」枠を新設。第1回受賞者は、叙々苑の新井泰道会長が選ばれた。

●JFとJF学会が「外食インカレ2019」開催

日本フードサービス協会(JF)と日本フードサービス学会(JF学会)は11月30日、大学生・大学院生を対象としたビジネスアイデアコンテスト「外食インカレ2019」(秋元巳智雄実行委員長)の最終審査と表彰式を都内ホテルで開催した。 次代の外食産業を担う若い世代に外食ビジネスについて考えてもらい、外食業界の認知度向上と活性化につなげる目的で昨年始めたもので、今回が2回目。