11月25日付の外食日報は

●日本KFCは客数獲得と体験価値向上に注力

日本KFCホールディングスは今期(2020年3月期)の下期も引き続き、「KFC」における客数の獲得と、店舗体験価値向上による顧客ロイヤリティ醸成に力を入れる。現在の戦略の骨子である両取り組みが奏功し、第1四半期業績が落ち込んだ前上期から「いちじるしい回復」(金原俊一郎専務)を実現していることから、今後も継続することで一層の新規顧客獲得や既存客の来店頻度向上などにつなげる狙い。

●トリドールHDは海外高成長へ米国攻略に本腰

トリドールホールディングスは海外事業に力を入れる。今期(20年3月期)は想定以上の収益を確保して順調ななか、「丸亀製麺」では現地企業との連携で米国攻略に本腰を入れるなど、積極姿勢を続ける。粟田貴也社長は「高い成長のため世界で通用する外食企業になりたい。海外事業にはこれからも精力的に取り組む」と改めて意気込む。

●「バーガーキング」が1/4ポンドビーフパティを投入

「バーガーキング」の国内展開を担うビーケージャパンホールディングス(BKJH)は22日から「バーガーキング」で、1枚が4分の1ポンド(クォーターパウンド)のビーフパティを使った新作バーガー〈クォーターパウンドビーフ〉460円(税込・以下同)を発売する。「直火焼100%のビーフパティを使用しているという独自のこだわりを改めて訴求し、より一般に浸透させていきたいと考えた」(同社)として、投入の運びとなった。